はじめに
AROUND60 FITNESS(ロクマルフィット)をご覧いただきありがとうございます! 筋トレ歴10年の副業ライターあんじょうです。本日は某テレビ番組にて「2024年はマッチョシニアが流行る」という説を耳にしましたので、これについて思うところを書きたいと思います。
ほぼ雑談ですが、よろしければお付き合いください。
どこで聞いたのか
私が「マッチョシニア」という言葉を聞いたのは、2024年3月17日に放送された「そこまで言って委員会NP」という関西ローカル番組が初めてでした。
この「そこまで言って委員会NP」という番組、普段は特定のテーマで出演者が(首都圏では放映できないような)過激な発言を交わすのが通例となっている関西圏の人気番組なのですが、この日は「1位と2位を当てまSHOW」という企画でした。
その中で、「世代・トレンド評論家」の牛窪恵氏が選ぶ「2024年に流行りそうなものトップ5」の中に「マッチョシニア」がでてきたのです。
「2024年に流行りそうなもの」は何か
「2024年に流行りそうなもの」としてエントリーされたのは、以下の10個でした(五十音順)。
- アジアン粥
- 痛コス
- イマーシブ
- 空中QR
- グラブジャムン
- サモエドカフェ
- スペパ商品
- 映えないSNS
- パリおにぎり
- マッチョシニア
マッチョシニア・・入ってますね。
そして、TOP5に選ばれたのがこちら。
1位:イマーシブ
2位:パリおにぎり
3位:マッチョシニア
4位:サモエドカフェ
5位:痛コス
「マッチョシニア」堂々の3位です。
…と、ここまで来て、ようやく私も「いや、そもそもマッチョシニアってなんやねん?」とツッコミを入れました。
結局「マッチョシニア」とは何なのか
解説を聞いていると、どうやら「コロナ禍の影響もあり2023年はChocoZAPのようなスポーツジムが急拡大。シニア層でも筋トレを始める人が増えた。この傾向は2024年も続き、筋トレ・体力作りにお金をかけるシニア層が増える」ということのようです。つまり「筋トレにお金をかけるシニア層」ということですね。
トレンド評論家の解説なので「流行=何が売れるか」という目線での順位づけのようですね。
テレビを見終えた後、ネットで調べてみると元の情報はどうも「ハルメクholdings」の「2023−2024シニアトレンドを発表・・」という記事が元のようです。
このプレス発表の中に「筋トレシニア」が含まれており、同趣旨の説明がなされています。
「マッチョシニア」「筋トレシニア」で感じること
自分は数年前から毎月ジムの会費とプロテインやサプリにそれなりのお金を使っていますが、まさかそれが「トレンド入り」するとは考えてもいませんでした。考えようによっては「自分は流行を先取りしていた」ということになります。
確かに、私の通うジムでも50代以上の会員はそれなりに多いように感じますし、一般的にもフィットネスジム会員の中心世代は50〜60代だとも聞きます。それが今後はもっと高齢化が進む、ということなのでしょう。
思えばあんじょう自身、このサイトを立ち上げたのは「同世代に筋トレをもっと身近なものとしてとらえてほしい」との思いからです。できれば、この「マッチョシニア」が一時の流行りではなく、日本の生活習慣やライフスタイルとして根付いていってほしいものだと思います。
マスコミのレトリックに惑わされないように
それにしても「マッチョ」は少し言い過ぎですね。テレビなので目立つ表現を使ったのでしょうが、元ネタらしきハルメクのプレス記事の表現は「筋トレシニア」なので、少しニュアンスが違う気もします。
正しく筋トレをすれば、経験の有無に関わらず50代・60代でも確実に筋肉は増えますが、若い頃に比べると限界はあります。
50代・60代になって初めて筋トレされる方であれば、そう簡単にいわゆる「マッチョ」と呼ばれるほどにはムキムキにはなれませんし、逆に言えばムキムキになるほど頑張ると、内臓を悪くしたり、ケガでトレーニングができなくなったりといったリスクを抱えることになります。
ただ、ケガと食事(栄養バランス)に気をつけつつ、筋トレを地道に続けていると、確実に筋肉はつきますし、若々しい体型も手に入ります。「(ゴリ)マッチョ」は難しくとも男性なら逆三角形の「細マッチョ」、女性なら腰のくびれが際立つ「美魔女」くらいには手がとどきます。
健康でスタイルの良い70代・80代になれるよう、50代・60代のアラ還世代に「ライフスタイルとしての筋トレ」がもっと広がることを願っています。
(2024年7月追記:以下の記事もご覧ください)
まとめ
今回はたまたま見たテレビ番組を題材に雑談めいた投稿をさせていただきました。2024年末、あわよくば「マッチョシニア」「筋トレシニア」が流行語大賞でも受賞していることを願いつつ、今後も50代・60代のアラ還世代向けのブログ記事を書いていきたいと思います。本日もお付き合いいただきありがとうございました。