【筋トレ初心者向け】ジム選びの参考に!スポーツジムの種類と特徴をご紹介します

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(タイトル画像)ジムを選びの参考に!スポーツジムの種類と特徴をご紹介
目次

はじめに

 AROUND60 FITNESS(ロクマルフィット)をご覧いただきありがとうございます! 筋トレ歴10年の副業ライターあんじょうです。この記事では50代・60代の筋トレ初心者がスポーツジムを選ぶ際の参考情報として、スポーツジムの種類や特徴について書きたいと思います。書きだすとキリがないテーマではありますが、できるだけ端的に説明しますのでお付き合いください。

スポーツジムの種類と特徴

ここ数年、24時間営業のジムや手軽さを売りにしたジムが急成長していますが、まずは従来からある形態のジムも合せて分類と特徴を見ていきましょう。

 一般に利用できるスポーツジムを大きく分類すると「公共スポーツジム」「フィットネスクラブ(チェーン・フランチャイズ)」「パーソナルジム」に分類できると思われます。これらの特徴を順に見ていきましょう。

他には「元ボディビルダーやパワーリフターが経営されているガチもんのジム」もあるのですが、おそらくこの記事を読まれる方が選択されることはないかと思いますので、ここでは割愛します。

公共スポーツジム

 自治体が運営するジムで、市立体育館などの運動施設に併設されていることが多いように思います。マシンやフリーウェイトは一応揃ってはいるものの、私企業が運営するフィットネスクラブと比べると充実度は見劣りするのが正直なところです。

 利用者の中心層は常連の高齢男性か学生で、中高年の女性は少ない印象です(私個人は過去の経験上会ったことがないです)。立地や設備は自治体によって様々だと思いますが、共通して言えることは利用料金が安いことでしょう。

フィットネスクラブ

 昔からの大手(コナミスポーツ、セントラル、ティップネス・・)の他、最近では本格派のゴールドジムや24時間営業のエニタイムフィットネス、「ちょこっと」が売りのチョコザップ、女性特化のカーブスなど多様化が進んでいます。

 それぞれ特色があるため、詳細は後述させてください。

 昔からの大手フィットネスクラブでは筋トレのマシンより有酸素運動用のマシンが台数的に充実している印象があります。ダイエットには筋トレより有酸素運動(トレッドミル、エアロバイク)が有効と言われていた時代の名残かもしれませんが、近年「貯筋」の重要性が指摘されていますので、マシンの配分も筋トレ重視に変わりつつあるかもしれません。

 プールやスタジオが付属している施設も多く、シャワーだけでなく風呂やサウナが充実している店舗もありますので、筋トレ以外の運動やレジャー的な利用も楽しめます。立地場所は駅付近の大型商業ビル内や、幹線道路沿いの交通の便の良いところにあることが多く、利用者は老若男女様々でジムの特色や立地点の地域特性が大きいように思います。

筋トレ後のサウナとプロテインは最高です

パーソナルジム

 コロナ前には増加しましたが、コロナ禍でどうなったか・・。ライザップなどの大手チェーンに加えて、個人経営のジムが結構あり、小規模なところでは「パワーラックとフリーウェイトのみ」といったジムもあります。フリーウェイト中心となると初心者には敷居が高いような印象もありますが、正しい指導を受けられるのであれば何も臆することはありませんし、マンツーマンで個々人にあったメニューや食事指導が受けられる点は初心者にとって大きなメリットです。ただし、個人指導なので費用面が高めなのと、予約制のため時間的な自由度が低いケースもあることには留意が必要です。立地は小さめの商業ビルやマンションの一室を使うケースが多いように思います。

ジムの特徴 一覧

まとめとめると以下のような整理になります。なお、この分類はあくまでもあんじょう個人の経験と私見に基づくものであり、統計情報などを元にしたものではありませんのでご了承ください。

「ざくっとこんな感じかな」くらいで、参考程度にご覧ください。

分類公共スポーツジムフィットネスクラブパーソナルジム
設備の充実度大手フィットネスクラブには劣るマシンもフリーウェイトも充実フリーウェイト中心
トレーナー基本、なし施設に拠るマンツーマン指導
費用安い(200円/h~数百円/回など)施設によって幅がある
(月額3千円~2万円)
高い
(1万円~2万円/回)
利用者常連男性・学生施設によって特色あり中年男性・女性がコア層
立地自治体の体育館に併設等駅近くの商業ビルや幹線道路沿いの独立店舗商業ビル・マンションの一室
ジムの種類と特徴一覧

フィットネスクラブについて

多様化が進むフィットネスクラブ

 私自身を含め、50代・60代の「アラ還」世代が若かりし頃(1980年代後半)、日本はバブルに浮かれていました。その頃急速に成長したのが日本のフィットネス業界です。その頃から何度か浮沈を繰り返し、最近ではコロナ禍による影響はあったものの、概ね安定成長しているといわれています。この間、業界内では各社がそれぞれの特色を打ち出し多様化が進みました。これらを大きく分類すると下図のように整理できると思います。(補足:円の大きさはカバー範囲をイメージしたものであり、会員数やシェア等を表すものではありません)

筋トレをするには、どの系統のフィットネスクラブが良いか

当たり前の話かもしれませんが、同じ「筋トレ」であっても、どのような目的で行うのかによって、適したフィットネスクラブは異なってきます。例えば、「筋トレで50代からマッチョになりたい(筋肥大したい)」なら、ウェルネスに主眼を置いた軽負荷な運動では目的を達成できないでしょうし、「ストイックなのは苦手。楽しく健康さえ維持できれば」という方が高額な会費を支払ってまで「結果にコミット」してもらう必要もないかと思います。

言葉で説明すると長くなるので、図を書いてみました。どういう目的・嗜好・問題意識を持った人が、どの系統のジムを選べばよいか、という図です。個人の感覚で申し訳ないのですが、ざっと下図のような切り分けができると思います。一つ前の図に記載されたジムの名称と比べながらご覧ください。

 いかがでしょうか。この分類で、「自分ならこのグループだな」と思えるような分類はあったでしょうか。ジムを選ぶ際には他にも色々と考慮すべき事柄があるのですが、まずは自分の目的・嗜好・問題意識と照らして「自分はどの系統のジムが向いているか」をイメージしていたくことは大事だと思います。

 昔なら、「50代・60代の筋トレ初心者の方でしたら、プールやスタジオプログラムなど多彩な運動が行え、ジムフロアでは筋トレの指導も受けられる統合型フィットネスクラブがお勧めです。」と言えたのですが、利用者の細かなニーズ(利用目的)に合せ施設の特色も多様化しているので、話はそう単純でもなさそうです。

 次回の投稿で、それぞれの分野のジムの特徴をもう少し詳しく解説させていただきたいと思います。さらに言えば、「施設の特色」だけでジムを選ぶと失敗のもとだったりもするので、これも次回以降で説明したいと思います。

まとめ

 以上、今回は、スポーツジムの種類や特色のご紹介と、トレーニングされる方のタイプにあったジムの種類について説明させていただきました。今回は概観しただけになってしまいましたが、次回以降の記事でもう少し突っ込んでジムの特色や、選定する際に留意しておいたほうが良い事項などを解説していきたいと思います。今後ともどうぞお付き合いください。それでは、今回はこのへんで失礼します。お読みいただきありがとうございました。

  • ジムには大きく分類して「公共スポーツジム」「フィットネスクラブ」「パーソナルジム」があり、
    費用面、設備面、立地面、客層などで違いがある。
  • フィットネスクラブは多様化が進んでいるため、自分のタイプに合ったジムを探しましょう
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