気をつけたい!フィットネスジムでのマナー違反【あるある9選+α】

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気をつけたい!フィットネスジムでのマナー違反
目次

はじめに

 AROUND60 FITNESS(ロクマルフィット)をご覧いただきありがとうございます! 筋トレ歴10年の副業ライターあんじょうです。今回は「フィットネスジムでのマナー」についてお話しします。

 私が通うジムでは幸い、会員のマナーが悪いと感じる機会は少ないのですが、それでも時折迷惑を被ることがあります。実は先週、ジムで少し不快な思いをしたことがあり、今回はその体験をきっかけとしてジムマナーについて話題にしたいと考えました。現在フィットネスジムに通っている方も、これから通おうと思っている方も、ぜひ参考にしてください。

マナー違反の種類

フィットネスジムでのマナー違反は、概ね以下の4パターンに分けられるように思います。

1.ルールを知らずに違反してしまうパターン

 あるジムではOKの行為でも別のジムではNGとなるものがあります。自分の常識で判断せず、必ず確認をするようにしましょう。ジムのローカルルールについては入会時に説明があるはずですが、最近はスマホだけで入会手続きが完結するジムも増えています。そういったジムではルールを把握していない会員も増えているかもしれません。

 あんじょうの経験上は後述するパターンより、このパターンが一番多いように思います。

2.ジムに慣れてきて身勝手になってしまうパターン

 ジムに通い始めてからしばらく経ち「常連」と言われるようになると、ついついジムが「自分のもの」であるかのような感覚で振る舞う人がちらほら出てきます。YouTubeなどで紹介されていたトレーニングを行うためにダンベルなどの機材を指定場所以外に持っていったり、仲間内で合トレ(合同トレーニング)して長時間スペースやマシンを占有したり。

 ジムで挑戦的な取り組みをしたり、楽しんだりすることは良いことだとは思いますが、初心者や体験入会の方など、その場の雰囲気に慣れていない方にとっては、常連会員の「ここは俺の居城」「ここは私たちのサークル」的な振る舞いには威圧感や疎外感を感じることもあります。また、他の常連会員からしてもそういった振る舞いが単純に迷惑という場合もあります。

 OKとNGの線引きが難しいケースが多いパターンです。 

3.筋トレに集中しすぎて周囲への配慮が欠けるパターン

 ベテラン(ガチ勢)で時折見られるパターンです。自分のトレーニングに集中するあまり、周囲の状況(混み具合など)おかまいなしのパターンですね。

 基本的にガチ勢の方は「ごつい」体格の割に腰が低く丁寧な態度の方が多いように思いますが、トレーニング時に扱う高重量のウェイトを見るだけでも(本人にはそういう意図はなくても)周囲は相当威圧感を感じます。

 自分が他人から「あの〜、後どのくらいで終わりますか?」と声をかけ難い雰囲気を醸していることは自覚した方が良いでしょう。

4.「うっかり」で違反してしまうパターン

 マナーやルールは知っているのに「ついうっかり」違反してしまうパターンです。

 これは自分自身が時折やってしまうので、反省を込めて書かせていただきました。筋トレで追い込んだ後など、脳に酸素が届いていないからか(言い訳ですね)、やってしまうことがあります。気をつけねばなりません。

具体的なマナー違反の内容

では、具体的な内容について順を追って見ていきましょう。

1.ルールを知らずに違反してしまうパターン

 初めて知った人には「なぜこんなルールがあるのか?」と思うものもあると思います。それなりに理由や背景があって禁止されているので、順にみていきましょう。

インターバル中にスマホをいじる

 トレーニングのセット間でマシンや器具を占有した状態でスマホ操作することが禁止されているジムは結構多いように思います。

 最近、筋トレの記録をつけるアプリなども多数あるので「操作禁止」は厳しすぎるという声もあるようですが…

…難しいところですが、スマホに気を取られて不必要にインターバルが長くなり、いつまでも他の会員がマシンや器具を使えなくなる状況を危惧してのことだと思います。

 適度なインターバルを守りながら、スマホの使用はマシンや器具の利用が終わってからにしましょう。

写真撮影

 これもジムによって扱いが分かれるルールのように思います。私が入会しているジムではフロア内の撮影は厳禁ですが、体験利用した24時間ジムでは禁止されていませんでした。SNSに写真をアップするために撮影したい方も多いと思いますが、他の会員のプライバシーや肖像権に配慮する意味でも、ジムによって定められたルールは守るようにしましょう。

使用スペース・器具の汗を拭かない

 ストレッチスペースやトレーニング後のベンチやマシンのシート、ハンドル(手で持つ部分)は、消毒液とペーパータオルで拭きましょう。以前は汗拭き用のタオルでベンチやシートいついた汗を拭き取る程度だったのですが、コロナ禍以降は消毒液をつけたペーパータオルで拭き取る方式がどのジムでも定番のルールになってしまいました。

 以前ならば「そこまでする必要があるか?」と思っていたところですが、世間の常識は日々変化するので、マシンや器具を共用する他の会員が気持ちよく使えるよう配慮する必要があります。

 また、汗がシート表面(合皮)の傷みを加速する、という話もあります。ジムのマシンを綺麗に保つためにも汗の拭き取りは忘れないようにしましょう。

マシンや器具を傷める行為をする

 例えば、「プローンレッグカールのように寝そべったり、一部のロウイングマシンのように胸や腹にパッドを当てて使用するタイプのトレーニングマシンを、トレーニングベルトをつけたまま使用する」ケースなどです。これ、初心者の方は気づかないかもしれませんが、トレーニングベルトの金具がシートに押し付けられてシートの表面の合皮に穴が空いたり、凹んだりしてしまうのです。対応方法としては、ベルトを外すか、ベルトの前後を逆にするか、あるいはタオルをシート等とベルトの間に挟んで金具がシート等に当たらないように工夫しましょう。

 マシンや器具は他のジム会員と共用しているものですから、大切に扱いましょう。

大きな音を立てる(なぜか、マシンの操作時に…)

 マシントレーニングを行う際、ガッチャン・ガッチャンとスタックウェイト同士が当たる音を立てながらトレーニングに励む方がいらっしゃいます。本人にしてみれば気合いを入れてテンポ良く動作しているつもりなのだと思いますが、あまりに大きな音は周囲の方にとっては耳障りですし、使用機器の故障や寿命を縮める元にもなります。

 その他、

  • バーベルのプレートをプレートラックに戻す際に、プレート同士を勢いよくぶつけて大きな音を出す
  • インクラインベンチの角度調整で手を滑らせて背もたれ部分を勢いよくフラットの位置まで落とす
  • プレートラックから重たいプレートを取り出すときに、持ち方を誤って床に落としてしまう

…といった凡ミスで大きな音を立てられている方をたまに見かけます。一歩間違えば怪我(重量物を足指の上に落とす等)につながりますので、ルール違反云々以前に十分気をつけていただく必要があります。

2.ジムに慣れてきて身勝手になってしまうパターン

ジムに慣れてくると、次のようなマナー違反をしがちです。

おしゃべりで長時間スペースや器具を独占

 あんじょうが不快な思いをした、というのがこのパターンです。このパターンは、どこのジムにでもいる「グループ化した常連さん」が繰り返しやっているケースが多いのではないでしょうか。

 ジムのトレーナーも注意してその場は収まるのですが、しばらくすると同じことを繰り返す。

 空いているときは、特に迷惑になるわけではありませんが、混んでいるときにやられると周囲の迷惑ではあります。

談笑は結構なのですが、スペースや器具の占有は問題です。特に仲間同士で話し込むと、時間が経つのを忘れてしまうことがあります。他の利用者が待っていることを考え、長時間の占有を避けるよう気をつけていただきたいものです。

3.筋トレに集中しすぎて周囲への配慮が欠けるパターン

ベテラン会員が犯しがちなマナー違反についても触れておきます。

占有時間が長い

 本格的に筋トレに取り組んでいる方は高重量を扱うため、インターバルが長くなりがちです。パワーラックやスミスマシンなど、使用時間が長くなりがちな設備には「他の方と譲り合ってお使いください。30分程度で一旦離れてください」と張り紙がしています。しかし、「30分」って一般人の感覚からすると結構長いですよね。

 混み合う時間帯で、複数ある同一設備が全て埋まっている場合は、本来行う種目・セットを区切りの良いところで一旦中断して、その場を譲るなどの配慮が必要かもしれません。

物を置いたままマシンや器具の元から離れる

 「占有時間が長い」とワンセットですが、長いのに加え、「場所取り」として水を飲みに行くときやトイレに行くときも、自分の荷物をその場に置いて離れる方がいます。離れられるなら一旦その場はリリース(解放)して、他の方が使用していなければ再び使うようにしていただきたいものです。

動作時に大声を出す

 本気でやっているから、つい声がでる…(実は、声を出したほうが力が出るという研究結果もあるそうです)という事情はよくわかるのですが、一般の会員からすると大きな声は威圧感があります。

 力を入れる際に多少なりとも声がでることはやむを得ないところもあるので、OKとNGの境界が難しいところではありますが、良くも悪くも目立っていることを自覚し、自重していただいたほうが良いでしょう。

4.「うっかり」で違反してしまうパターン

 高齢層(アラ還以上)の会員に見られるマナー違反については、「ルールは知っているのだが、ついうっかりして」「ルールを忘れていて」が原因のものがほとんどのように思います。

  • ダンベルやバーベルのプレートを元の位置に戻すのを忘れる
  • 使用後に機器・マシンを拭くのを忘れる
  • 荷物をマシンやベンチの側においたまま(場所取りをしたような状態で)忘れる

いずれも、50代・60代のアラ還世代には気をつけていただければと思います。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。今回の記事では、ジムでのマナー違反について説明させていただきました。ジムは多くの人が共通の目的を持って利用する場所です。独りよがりになることなく、周囲への配慮を忘れずにトレーニングを楽しみたいものです。

 それでは、本日はこの辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました。

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