50代・60代への筋トレおすすめギア！「パワーグリップ」って何？

はじめに

AROUND60 FITNESS（ロクマルフィット）をご覧いただきありがとうございます！　筋トレ歴10年のライターあんじょうです。この記事では50代・60代のアラ還世代が筋トレを行う際の必須アイテムとも言える「パワーグリップ」についてご紹介します。最後までお読みいただければ筋トレ、特に背中のトレーニングで最短・効率的に効果を出すためには必須のアイテムであることがご理解いただけると思います。

そもそも、パワーグリップって何？

パワーグリップとは筋トレにおいて握力をサポートするために手首に装着する道具（ギア・アイテム）です。大抵、このような形（写真）をしていまして、手首に装着しバーやグリップに巻きつけて使います。

なぜ必要なのか

　個人差はあるでしょうが、背中のトレーニングなど「引く動作」を行う際に、鍛える対象の筋肉（広背筋や僧帽筋など）はまだ動かせるのに、握力が続かなくて引ききれなくなる・・ということはないでしょうか。

　初心者のうちは気にならなくともトレーニングに慣れて扱う重量が増えてくると次第に鍛える対象の筋肉よりも先にバーやハンドルを握る手が疲れてしまう、ということが起きてきます。一般には握力よりも背中の筋肉のほうが強いのでこのようなことになるのですが、握力（＝前腕）が先に疲労してしまうと、背筋群に十分な刺激を与えることができず、筋力アップや筋肥大が思うようにいかなくなります。

　パワーグリップを使えばバーやグリップを握る力をサポートしてくれるため、筋トレの対象とする筋肉に十分な刺激を与えることができるようになるのです。

製品の種類と選定ポイントについて

どこで売っているのか？

　スポーツ専門店でスポーツジムで扱うバーベルやダンベルを置いてあるような店舗には置いていることが多いように思いますが、残念ながら家庭用筋トレグッズを扱っている程度のお店では置いていないことが多いように思います。

　本来ですと試着してから購入したいところですが、現実的にはネット通販が一般的かと思います。

いくらくらいするのか？

　まさにピンからキリまで、といったところですが安いものは3,000円台、高いものでは２万円程度するものもあるように思います。私はゴールドジムのもの（14,000円くらいのもの）を使っていますが、ブランドに拘らなければ１万円以内で十分な性能のものがあると思います。

どのような製品が良いのか？

　ラットプルダウンやローイング、懸垂などの種目ですと数十kgの力が加わりますし、破損すれば怪我にもつながります。パワーグリップの製品選定で一番重要なのは頑丈さ・耐久性だと言えるでしょう。その他以下の点に注意が必要です。

• 「ベロ」の長さ…短すぎるとバーベルやダンベルのバーに巻きつける際に巻き付けにくく、長すぎると巻き付けた後に余ってしまい握り心地が悪くなってしまいます。ネット通販など実物を確認できない状況の場合は、広告写真などでチェックしてから購入するようにしましょう。
• 手首のストラップのサイズ…手首へのフィット感で効果が大きく変わってきますので、自分の手首のサイズを測ってから購入するようにしましょう。各社S・M・L表記しているものが多いように思うのですが、それぞれの実測値はメーカーによって異なります。実販売店舗での試着をおすすめしますが、ネット購入の場合はサイズ（cm記載の部分）をよく確認するようにしましょう。もしサイズで迷われるような場合は、フィット感を重視して小さめの方を選ばれることをおすすめします。
• 「ベロ」の素材…素材には何種類かあるのですが「しっとりしたラバー」でコーティングされた素材を使っているものが使いやすいと思います。安価な製品では、この「ベロ」が滑りやすい素材のものの場合がありますので注意が必要です。お財布との相談になりますが、体の一部を補助するものですので、多少価格が高くなっても使いやすいものを選ばれることをおすすめします。

耐久性は？どの程度使い続けられるのか？

・・あんじょうが使っている製品は５年間毎週２回、６セット／回（「引く」系の種目の際に使用）以上使っていてまだまだ現役です。「安価で寿命の短いものを短期間に買い換える」か「多少高価でも寿命の長いものをずっと使う」かは個人の好みの部分もありますが、それなりの値段はしても機能的・高品質なものを買ったほうが、長期間＆快適に使えますので、満足度は高いように思います。

製品の紹介（広告を含みます）

若干PRが入ってしまいますが、いくつか製品をご紹介させていただきます。気になるものがありましたら、以下リンク先でご覧いただければと思います。

あんじょうも自宅用とジム用で通算３つ購入していますが、お気に入りはゴールドジムの製品です（以下写真左側）。ベロの長さが自分の手の大きさにぴったりで、なおかつベロのラバー素材がグリップに吸い付く感覚が自分好みです。握力の限界を気にせず懸垂や高重量のマシンローイングができるので大変気に入っています。ちなみに、写真右側の製品は某メーカーの3,000円程度の製品です。悪くはないのですが、私の手には少し大きく、あまり高重量を扱えないため自宅専用にしています（主に「懸垂」用です）。

まとめ

いかがでしたでしょうか。トレーニングベルトやリストラップなどのギアを装着していない方が大半のフィットネスクラブなどで、50代・60代のアラ還世代がパワーグリップを装着していると「浮いてしまう」のではないかと気後れされる方もいらっしゃるかもしれませんが…。

意外と他人は自分のことを見ていないものですし、それほど目立つギアでもありません。

気にして使わないより、使うことのメリットのほうが数倍大きいギアです。特に、ある程度握力のある男性よりも握力のない女性の方のほうが装着した場合の効果が大きいので、是非一度体験してみることをおすすめします。

それでは、本日はこの辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました。

＝＝広告＝＝