「筋トレのノウハウは仕事のノウハウに通ずる」という話

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筋トレのノウハウは仕事のノウハウに通ずるという話
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ごあいさつ

 AROUND60 FITNESS(ロクマルフィット)をご覧いただきありがとうございます! 筋トレ歴10年の副業ライターあんじょうです。

 気がつけばブログの投稿が70件を超えていました。ここまで継続できたのも、当サイトを訪問くださる方々、特に繰り返し訪問いただいている皆様のおかげです。ここに厚く御礼申し上げます。

 2024年1月に当サイトを開設した際の目標に「投稿50件を超えるまでは週2回投稿、50件を超えたら週1回ペースに落として1年〜1年半で100件投稿を目指す」というものがありました。他のブロガーさんのペースからすると非常にゆっくりなのですが、それでも始める際は「50件以上も投稿する題材があるか?」と不安もありました。

 しかし、やってみれば意外と続くものです。世間的には半年続かないブログが大半だと聞きますが、その壁も乗り越え、まったりと続けられています。

 今後も週1件+α程度のペースで投稿を続けて参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

プロフィールに書いている「筋トレのノウハウ」について

 他の投稿にも書いたことがありますが、あんじょうの本業は会社員でして、某企業にてしがない中間管理職をしております。(もうすぐ役職定年ですが)

 中間管理職としての経験と趣味の筋トレを重ね合わせプロフィールには「筋トレのノウハウは仕事のノウハウに通じる」と書いているのですが、本日は、これについて少し触れたいと思います。

筋トレのノウハウとは何か

 この「筋トレのノウハウ」という言葉は一般的な「筋トレのテクニック」とは若干違う意味で使っています。

 もちろん「ベンチプレスのコツ」とか「種目選定・メニューの組み方」などもノウハウには違いないのですが、ここでは、筋トレで成果を出すための「思考」とか「行動様式」みたいなものをイメージしています。

 具体的には以下のようなことです。

  • 巷に溢れる筋トレやダイエットの情報は鵜呑みにしない。正しかったとしても自分に合うとは限らない。
  • 成果を出すには「計画・実行・評価・改善」のPDCAサイクル(Plan,Do,Check,Action)が大事
  • PDCAサイクルを回すベースとなるのが「記録(データ)」。記録すれば筋トレもダイエットも半分成功したようなもの。
  • 筋トレでもダイエットでも「基本と応用」「根幹と枝葉」がある。まずは基本と根幹を押さえてから応用と枝葉に進むこと。逆は失敗のもと。

以下、順に見て参りましょう。

筋トレやダイエットの情報は鵜呑みにしない

 インターネットや雑誌などには情報が溢れています。筋肉が増えたり、脂肪が減ったり、というのはいわば身体の生理現象ですから、その仕組みは過去からある程度研究されています。つまり、毎年世間がひっくり返るような新説が出てくることはないと考えるのが自然です。

 ですが、インターネット上では(色々と大人の事情もあり)、毎日のように「最新の研究で新たに判明したこと」「筋肥大(あるいはダイエット)のためには、この方法が正解」といった記事が並んでいます。

 こういった記事を読むときに気をつけたいのが、あたかもこれらの説が万人に当てはまるかのように誤解してしまうことです。

 科学的な実験で明らかになる事項というのは、多くの場合統計学的な調査の結果で「そういう傾向がある」ことが判明した、というものです。つまり、例えば「Aという種目よりBという種目のほうが筋肥大効果高いことがわかった」という研究結果があったとしても、その効果の大きさは被験者によって大小あり、中には「ほとんど効果がない」人も含まれる、ということです。

 ですので、こういった情報を参考にして試してみること自体は良いことだと思いますが、その結果、自分自身に「効果が大きくでる」か、「効果がほとんどない」かは試してみないとわかりません。

 筋トレやダイエットは取り組んでから効果が出るまでに時間のかかるものです。時間が無限にあるならば後述するようになんでも試して「仮説検証」しても良いのですが、時間の節約のためにも、「試す前に吟味する」ことは大切です。

成果を出すには「計画・実行・評価・改善」のPDCAサイクルが大事

 前述のように筋トレについては、取り組むメニューにしても、テクニックにしても「試してみないとわからない」ことが多くあります。

 ダイエットにしても「カロリー収支がマイナスになれば痩せる」のは計算上は正しいのですが、そのスピードや程度は、計算どおりというわけにはいきません

 そのため、きっちりと「試して評価する」ことが大事です。ここで必要になってくるのが「データ」です

記録すれば筋トレもダイエットも半分成功したようなもの

 筋トレやダイエットで「PDCAサイクルを回す」ということは「何をした」「その結果どうなった」を評価するということです。そのためには、「何をした」と「どうなった」を記録しておかねばなりません。 

 ダイエットであれば、「何を食べたか」、「その結果体重や体脂肪率がどうなったか」。

 筋トレであれば、「どのようなトレーニングを行ったか」、「その結果、体のサイズが変わったか、ウェイトの挙上回数や重量が増えたか」

…こういったことを記録するのです。

 これは「記憶」では不十分で、数値データで定量的に記録することに意義があります。これがあることで、自分の取り組んだことの評価と改善ができます。

 「失敗」とは、「成功するまで改善を続けない」結果です。時間のかかる・かからないはありますが、改善のヒントである「データ」を蓄積して対策に使うようになれば、筋トレもダイエットも取り組みは半分成功したものと考えて良いでしょう。

まずは基本と根幹を押さえましょう

 当たり前の話ですが、ついつい忘れがちなのが、この「基本を押さえる」という発想です。特にダイエット界隈には「XXXダイエットで楽に痩せられる」という話が出ては消えていきますが、手法はあくまでも「枝葉」であり、基本は「カロリー収支をマイナスにすること」です。それができない限りは小手先を変えても結果に大した差はでてきません。

 筋トレでいえば、身体が「筋肉を増やさねば」と感じるくらいの強い負荷を与えることで筋肉は大きくなります。テクニック云々より先にオールアウトすることが大切ということです。

 うまい話はそうそう転がっていません。基本を押さえた地道な努力を続けることが大事です。

どこが仕事と似ているか

 ここまで、あんじょうが考える「筋トレのノウハウ」についてご紹介して参りましたが、これと「仕事のノウハウ」との共通点はどこか、という話をさせていただきます。

 どこが共通するのか…。これは、もう、「全部」ですね

 我々アラ還世代が20代の頃であれば、会社の仕事で必要な情報は「取りに行く」「探す」ものでしたが、インターネットが発達した昨今では、情報は溢れかえっており、「取捨選択する」テクニックのほうがより重要になっています。

 一方で、仕事やプロジェクトをより良いものにしていくための評価・改善を行うために「PDCAサイクル」が大事なのは、今も昔も変わりませんし、そのための「記録・管理」の重要性も変わりません。

 「基本や根幹が大事」という話も、ビジネスにおいてコミュニケーション手段が「対面が基本」の時代からメール、チャット、オンラインミーティングなどと多様化された昨今においても、結局は「タイミングよく、抜け漏れなく、誤解なく伝わるように伝える」という人と人のコミュニケーションの基本は変わらない、という点と通じます。

いつの時代もサラリーマンは「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が基本ですしね…。

むすび

 昔は、「野球は会社組織運営に似ている」とか「ゴルフは事業戦略の組み立てと似ている」といった話がありましたが、この「筋トレのノウハウは仕事のノウハウに通ずる」という話も、それと似たようなことかもしれません。

 以上、まとめますと、会社勤めの「ホワイトカラー」「中間管理職」の方は、すでに筋トレで成果を出すためのノウハウをお持ちである、というお話でした。

 本日は「雑談」回になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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